先週は東伊豆に行ったから、今週は西伊豆に行こう。
という訳でAM5:30に出発。東名で大井松田ICまで移動して給油、r78を足柄峠方面へ。
はこね金太郎ライン
足柄から箱根に抜ける林道で、最近全面改修して一般開通したばかりという事で通ってみた。
車幅は狭い所で1.5車線ほどなのだが、路面はキレイだし、ミラーも細かく設置されているし、離合箇所も細かく設けられているしで舗装林道としては超豪華仕様だった。
ただセンターラインのあるカーブにはポールが必ず設置されていて、ドリフトをさせない強い意思を感じる(近くの足柄峠はブラックマークだらけだからね・・)
バイク的にもカーブの途中に幅広のグレーチングがあってちょっと怖い。
山道を長持ちさせるには側溝が多いに越したことはないんだろうけど・・位置が非常に嫌らしく、濡れてる時は滑りそう・・
峠のトンネル前には金時見晴パーキングという駐車スペースがある。
主に箱根界隈の登山客用の駐車場で、売店・トイレ・自販機などは一切無し。景色も単なる山の中って感じで見所は無い。
ちなみにバイク用スペースは若干斜面なので頭から入れると出すとき大変だからバックで駐車すると良い。あと入口の段差が微妙に大きかったので入る時は注意だ。
最後はヘアピンで下って箱根・仙石原の国道138号に合流。
走ってみた感想だが移動用の抜け道として使うには便利。
ただ景色は微妙だし楽しいワインディングって感じでもなく、わざわざ走りに来る道ではないかな。
あとこの手の道は一般人に存在がバレ始めると離合できないドライバーまでもが入ってきてカオスになるのが良くあるパターン・・だと思うので、私的には早朝専用のルートって位置付けかな。(大野山とかも狭いのに最近は混むようになってしまったらしい・・)
箱根&芦ノ湖&伊豆スカイライン
先日通ったr401よりも全体的に見通しが良く路面もキレイなので、箱根スカイラインに行くときは遠回りでもr736経由の方が良いな。
という訳でAM7:15、箱根&芦ノ湖スカイラインリベンジ開始。
まずは入ってすぐの芦ノ湖展望公園。今回は無事富士山も見えた。
三国峠・・は混んでたので山伏峠に寄り道しつつ走破。
ただ今日はやたら速い車が多くて大変だった・・まあ朝一で突っ込んだらそうなるか。
続いて伊豆スカイラインへ。
通しで走るとこちらの方が道幅が広いし路面もキレイなのがわかる。
交通量も少なくて走りやすくてイイ。
やはり私的には伊豆箱根界隈の有料道路の中でのナンバーワンは伊豆スカだな。
冷川ICで降りてAM9:00、修善寺のファミマで休憩。
朝から山道ばかり走ったし、気温も上がってきて少し疲れた。
次はこのままのんびり峠越えして戸田へ向かう。
御浜岬
AM10:15、戸田の御浜岬↑に到着。
御浜岬は戸田港の前に伸びる砂嘴の部分で、一帯は神社や公園になっている。
いかにも景色の良さそうな場所だから散策だ。
ちなみに戸田から北に5kmほどの所に大瀬崎という似たような地形があるが、神池があったりゆるキャン△で行ってたのはそっちの方。
まずは駐車場に入ってすぐの所にある戸田灯台。
かなり小さい灯台だけど、富士山とツーショットが撮れる灯台なんだとか。
昼になって霞んできているけど・・ギリギリ見えた。
もうこれだけでも絵になるイイ風景だけど、夕日の時はさらにキレイらしい。
岬は低めの堤防で囲われていて上を歩いて回れる。
駿河湾側は岩浜で、内側は砂浜。海岸沿いには松並木。
今日は風も無く波も穏やかでのんびり出来て良い♪
夏休み中は混むらしいが、まだ今日は人もまばらな印象。
諸口神社
御浜岬の先端部分にある神社。
鳥居が町に面した海辺に立ち、浜から参道が続いている。
桟橋もあるから、たぶん神事の際は海から船でお参りするのかな。
ちなみに参拝する時は自分で戸を開けるスタイルでした。
いかにも港町の神社って感じでとてもいい雰囲気。
しかもこの日は海が見たことないくらいに透き通っている。
澄んだ海に赤い鳥居が映え、どこか離島の夏って趣きだ。
いやぁもうこれはカメラ片手にひたすら眺めていられますな。文句なしに最高♪
戸田造船郷土資料博物館
神社の裏にある博物館にも行ってみる。
1Fは地元の郷土資料館と深海生物館で、2Fが造船&日露関係の資料館。
郷土資料館は昔の漁具などが展示されていた(が私は漁業・釣り関係はサッパリわからなかった・・)
2Fは日露&プチャーチン関係の資料館
プチャーチンは帝政ロシアの軍人で、幕末期に日露和親条約を結びに来る→乗船ディアナ号が下田で安政東海地震(1854年)の津波被害に遭う→修理しようと戸田に曳航中に沈没という散々な目に遭った人。
最終的にここ戸田でロシア人技術者と一緒に新しく船を作り、完成した”ヘダ”号で無事帰国した。
その後ヘダ号を原型とした船は計10隻建造され、戸田のある伊豆国君沢郡にちなんで「君沢形」と命名、幕末の日本で活躍したとのこと。
今は伊豆の小さな港町だけど結構重要な歴史に絡んでいるだなって。
そしてメイン?の深海生物館
ここは駿河湾の深海生物の標本が多数展示されている。
特に深海ザメの推しが凄いw
あとなぜかココリコ田中の監修?らしく彼のパネルがあった。
暗い室内で白っぽい深海魚たちがライトアップされていて・・凄く不気味w
たぶんウロコが無いのが”異形の生物”感を強めてるんだと思う。
駿河湾は最深部2500mの日本一深い海で、これら深海魚はよく網に引っかかるのだとか。というか戸田だと深海魚を食べられる店もあるらしい。
タカアシガニ。美味しい生き物は不思議と不気味さを感じないですねw
でも実際このサイズが生きて動いてたらビビると思う。
ちなみに戸田のタカアシガニの旬は冬で、今は時期が悪い。
こんな感じで資料館はだいぶ雑多な感じだけど、料金200円だし手作り感あって良かったです。
ちなみに深海魚については沼津にもっと本格的な深海水族館があります(あっちは高いけど
結局御浜岬は気付いたら2時間程滞在してました。
いやぁ・・今まで来たこと無かったのが悔やまれる位イイ所でした。
西伊豆スカイラインと仁科峠
時間帯的に交通量はあったけど、ここはやはり景色が最高♪
PM12:50、西天城高原牧場に到着。
久しぶりにアイスも食べて満足。
お店は少し混んでた。
ちょっと移動して仁科峠駐車場。
昼は外でパンを食べて軽く済ます。
その後はすぐ近くの仁科峠まで散歩。
こういう開けた山の風景は好き。
この草原が尾根を連なっていく感じとかイイよね。
仁科峠の展望台から。まあ展望台というかただの岩だけどw
奥に見える道は西天城高原道路で、遠くに見える港町は西伊豆町の宇久須。
ここも良い眺めだ。
十分満喫したので今日はここで折り返し。
帰りは冷川ICから伊豆スカイラインに乗り、箱根新道を下って小田厚→西湘bpの順路でPM17:00、無事帰宅。
この日は関東内陸を中心に夕方雨が降ったらしいが、私は遭わずに済んだ。
横浜まで来ると路面が濡れていたし、帰宅して1時間くらい経ったらまた強く降って来たのでタイミングが良かったな。
今回のまとめ
さて伊豆箱根も富士山周辺も気になっていた所は結構寄ってしまったんだが・・
ETC休日割の中止期間が再延長ってマ・・?!(´д`)
走行距離:362km
走行時間:7h
道路料金:1060円(横浜町田→大井松田)
+260円(箱根スカイライン)+300円(芦ノ湖スカイライン)
+480円×2(伊豆スカイライン熱海峠ー冷川)
+150円(西湘bp)+270円(新湘南bp)
=3000円