御霊櫃峠
2日目はまず最初に郡山の御霊櫃峠へ行く
という訳でAM6:00、スタート
地面から朝霧が立ち込めて幻想的・・と言いたいところだが要は放射冷却で空気が冷え込んでるという事で、実際気温が3℃しかない
持てる防寒フル装備で出てきたもののさすがにこの気温じゃ指先、特にブレーキレバーにかける人差し指~中指が寒すぎる
体の方もまあ寒いっちゃ寒いがそれでも問題ない範囲なので、先日買ったウォームジーンズとMA-1の防寒性能は必要十分だろう
なお峠道を登り始めると、この気温の中チャリでアタックする剛の者が居た・・
なんでそんな薄着で平気なの・・(驚愕
登山する人が多いのか、御霊櫃峠までの道はとてもよく整備されている
線形は「直線的に登ってヘアピン、また直線的に登ってヘアピン」を繰り返すだけで楽だし見通しも良い
舗装もキレイだしこの手の林道峠道としては非常に状態が良いね
AM6:40、御霊櫃峠に到着
峠にはちょっとした駐車スペースとトイレがあり、既に5台ほど車が居た
もっとも既に出発しているのか人影は無し
5分程歩いて展望スポットに到着
ここの地面の石は軽くてカラカラと音がするのが印象的
んで、まず東側の郡山~阿武隈山地方面の眺望
ちょっと雲が多いが、日が昇ってきてそこそこの眺め
平野の奥はまだ朝霧が残っていて霞んでいる
ちなみにこの峠は太平洋(阿武隈川水系)と日本海(阿賀川水系)の分水嶺にもなっている
これだけでも良い眺めだが・・
猪苗代湖の湖面が見事な雲海に覆われていた
雲海の向こう側に見える山はおそらく会津盆地と猪苗代湖を隔てる山並みで、湖全体がすっぽり雲で蓋をされている
中央の湖畔の並木と比べると凄まじい厚みで、これはこの時期よく発生する自然現象なんだろうか・・とにかく初めて見る光景で凄かった
誰もいないのでメット持参で自撮りを決める
いやぁしかし良いタイミングで来れたねコレは
駐車場から少しだけ離れた所に良いスペースがあったので、最後にバイクと雲海のツーショット
日が差してきて気温も上がり、余裕をもって下山
今日一番の目的を達成したので、後は良さそうな道を辿りつつツーリングプランの北限・宇都宮ICを目指す
郡山南インター線で市街地を抜け、R49でいわき方面へ
AM9:30、道の駅ひらたに到着
道中気温は12℃まで上がり、暑過ぎず寒過ぎずでちょうど良い
コンビニおにぎりとよもぎ大福を食べてのんびり朝休憩
ついでにジャムを買っておみやげにする
なお平田村の名物はハバネロで、ハバネロソフトなるものもあるみたいだがアイスの売店はまだ開いてなかった(開いてても遠慮するけどw
石川広域農道
道の駅の裏側あたりから広域農道があるとのことなので、早速コイツで南下
平田村から棚倉町まで約40km(※最後5kmは市道)も続く超ロング農道だ
センターライン付きの2車線道路で、交通量は皆無で、適度なアップダウンとカーブが続き・・いやぁ最高だなこの道♪
派手な眺めこそないが素晴らしいスペックで、今まで走った広域農道の中でもナンバーワンと言ってよい
途中一カ所だけ右左折するところがあるが、それ以外はずっと道なりなのもポイント高いな
ただし主要交差点のほとんどが一時停止仕様
やっぱ事故が多いのか田舎道のわりに標識も多めなのでここだけは注意
なんならこっち優先でも速度は落としておいた方が吉
そして約40分台で棚倉町まで走破(問題発言
昨日も全体的に道が良かったし、もしかして福島県の南北移動って道さえ覚えれば阿武隈山地を突っ切るのが最も快適なのでは・・
戸中峠
棚倉町で一度R118に出て、今度はr60黒磯方面で栃木県境へ
戸中峠という名で、福島側が平坦ないわゆる片峠
景色も普通で、道もネタにするほど酷くもなく、こちらはかなり地味な道でした
せいぜい栃木側で少しクネクネするかな・・程度
AM11:30、道の駅東山道伊王野に到着
フリマが開かれている他、水車館という道の駅のそば屋が外まで並んでおり道の駅全体がえらく賑わっていた
薄皮たい焼き食べて休憩
二日とも昼御飯が雑過ぎるな(笑)
御亭山
道の駅からはr27で南下。気温は18℃で暖かい
並行するR294は以前通った時割と流れが悪かったが、県道の方は快適でこっちの方が正解ですな
ちょっと時間あるので、帰り際ついでに御亭山へ
霞んでいるが雲がかかっているあたりが日光連山
特に紅葉などはなく、キャンプ場もなんかやってなさそうで結果ほとんど誰も居ない
(最後車が1台来たくらい・・
でも眺めはいい。夕日まで粘れば綺麗そうだ
後は帰宅するだけ。御亭山を降りたら八溝グリーンラインで那須野が原を横断
氏家からR293で徳次郎ICから宇都宮インターへ
PM14:00、宇都宮ICから東北道へ
まだ昼頃と合って流れは順調
埼玉入った所で事故渋滞してた(5分くらいで抜けたので発生直後だったのかな・・)
PM15:40、ノンストップで走り続け大井PA着
なお東北道で遭遇した事故は、帰宅ラッシュと合体して最終的に30kmくらいの渋滞に成長してた模様(今回はラッキーだった
PM16:40、帰宅完了!
今回のまとめ
ギリギリのタイミングだったが泊りツー出来て満足
なんだかんだ寒さで消耗したのか、帰宅してから凄く疲れが出た
走行距離:424km
走行時間:7.5h
道路料金:2500円(ツーリングプラン東北道・常磐道コースミニ)
+1090円×2(首都高往復)