ツーリングで使っているカメラの紹介をしてみます。
FUJIFILM FinePix XP200
2013年発売でたしかその年に買ったコンデジ。「15m防水」「2m耐衝撃構造」「-10℃耐寒」「防塵」と耐久性に全振りした、時計でいうとGショックのようなモデル。
少し自分語りすると、私元々は自転車乗りで、(ロードではなくクロスバイク)自転車で持ち運ぶ事を前提に選んだカメラです。
スマホじゃ確実に壊すか、厳重にしまい込んで取り出しにくくなるかの2択だったので、カメラ機能だけでも分離しようという試みですね。
乗り物がバイクに変わったけれど、防水&頑丈なコンデジというのは変わらず役に立ちます。
バイクに乗るときは、こんな具合にツールベルトに紐でくくって収納。
これだと跨ったまま使えるので、路肩に寄せて道中写真を撮ったり、メモ代わりに地図や看板を撮ったり出来ます。あとは小物や食事撮影もこのカメラでやっていますね。
さすがにスペック的にはもう最新のスマホ以下ですが、雑に扱える分使い勝手が良いんです。
あと電池の持ちが良いのもGOOD!予備のバッテリーは買わなくても良かったな。
というか最近の電化製品の充電がすぐ無くなるのは何なんですかね・・(^_^;)
このカメラ自体はもう売っていませんが、似たようなコンセプトのものは、こいつの後継機も含め何種類か売ってますし、ツーリング用のコンデジならこうゆう耐久性のあるカメラを選んで、跨ったまま使えるようにしておくのが私のおススメです。
FUJIFILM X-A5
現在メインで使っているカメラ。2018年発売でコレもその年に買ってます。
割と出てすぐ買ったんで7万円台くらいだったと思う。今はもっと安い。
購入経緯
それまでは上の FinePix XP200 だけを使っていたのですが、コンデジだとデジタルズームでがっつり画質が落ちたり、センサーサイズやレンズの関係でなんか薄暗かったり・・とまあ満足出来なくなってしまったんですよね。
ただデジタル一眼レフはデカいし予算的に無理、フルサイズミラーレスも予算的にツライ・・ので次点のAPS-C。
APS-Cならフジ買っとけばOKってネットのどっかに書いてあったし、ちょうどフジのコンデジをトラブルなく使えてたしでメーカー決定。
カメラ本体は、上位機種は高いし使いこなせそうにないのでエントリー&ミドルクラスから選ぶことに。
んでその時はエントリー機にX-A5、ミドルクラスにX-E3、X-T20がラインナップされている中でX-A5を購入、という流れです。
レビュー
まず良い所は、エントリー機のくせに画質が優れている事。正確に言えば、画像処理エンジンが優れているようです。
なのでX-A5は他のフジ機と比べセンサーが劣るハズなのですが、JPEG出力に限れば実はほとんど遜色ないとか。
さすがにRAWデータから扱いだすと、センサー性能の差が出てくるようですが・・。
私は撮って出ししかしないし、現状画質に対し何ら不満はないですね。
あと機能の有無が丁度良い点ですね。
ファインダーは無し(ヘルメットしたままでも使うし、メガネマンだし、使わない)
チルト液晶付き(ヘルメットしたままでも見やすい)
本体最小(バイクなので小さいのは正義)
フラッシュ内蔵&電池持ちが良い(とにかく荷物を減らせる)
この辺りは各人の使い方次第ですが、私にはピッタリな構成なのです。
次はダメな所。
AFが遅いです。瞬時にピタッと合いません。
おまけにカメラ本体に手振れ補正機能がないので、動いてる物体を追いながら撮影とかはかなり厳しいです。
あと操作感が全体的にモッサリしてます。なんて言うんでしょう・・人の入力に対して反応が鈍いというか。ワンテンポ遅いというか。
数世代前のスマホを触ってるみたいですねw
それと液晶画面がボヤケ気味で画質が悪いです。
良く撮れてるかどうか確認しづらいんですよね・・
以上割と致命的な欠点な気がしますが、風景メインで撮影する分にはAFはそこまで気になりませんし、ユーティリティー関係は慣れと妥協でどうにかなりますしね(笑)。
まとめると、初めて買った割には自分にピッタリといった感じです。
購入当初は買ってみてやっぱり気に入らなかったら、下取りに出して上位機種にしようかな・・なんて考えていましたが、杞憂でしたね(笑)
あとオプションの純正グリップを買い足してます。ちと高いですが、持ちやすくなったし、デザイン崩れないし、まあ良いんじゃないでしょうか。
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XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ
X-A5のキットレンズとして付いてくる標準ズームレンズ。
フジノンレンズでは標準ズームレンズの中で最新・最小・最軽量の廉価版という位置づけ。
なのでコストダウン感が凄まじく、エントリーモデルのカメラ本体以上に安っぽいですw(とくにこのレンズギャップぇ・・(笑)
もっとも使い勝手は良好。
画質良し、持ち運び良し、手振れ補正も良く効くし、接写も(あんま使わないけど)出来て、15mm(換算23mm)の広角までカバーしてるので、万能感あります。
欠点は、まず電動ズームの動きがイマイチな所。
動きにラグがあり、狙った距離でピタッと止まりません。これなら手動ズームで良かったんじゃ・・(^_^;)
あと絞り幅が狭いので、凝った写真表現なんかは苦手です。ボカシたりするのは厳しいかな。
現在はレンズ買い足したので、出番減少中。
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XC50-230mm F4.5-6.7 OIS Ⅱ
中古¥25,000程で買った望遠レンズ。
小ぶりなAPS-C規格とは言え、さすがに大きいです。大きさは身近なメガネで想像してください。
フジノンレンズでは似た焦点距離の望遠ズームレンズ、XF55-200mm F3.5-4.8 があり、このXC50-230mm F4.5-6.7 はその廉価版という位置づけです。
まあ大きく差があるのは本体の質感で、あとは逆光耐性や明るさ、AFがやや劣る程度、とネットで書かれていたし、とりあえず望遠レンズを使ってみたかっただけなので安い方を買いました。
使い勝手ですが、静体メインで、ただシンプルに撮る分には全く問題なしです。画質も良好。プラスチックでちゃちい分軽いので、持ち運びも楽。
ただAFは確かに遅いですね。一呼吸置いてから合う感じがします。なので動体は苦手なんじゃないかな。
高台からの遠景や、飛行機、動物など、得意なシーンではこいつの独壇場です。
ただし、普段はほとんど出番がない。(^_^;)
当たり前かもですが自分のバイクを撮るにしても全く必要ない距離ですし、サイズも大きいですし、使う予定が無さそうな時はバイクに積みもしないです・・。
ツーリングの装備としては、あったら楽しいけど、必須ではない。そんな印象。
そういう意味では安いの買って正解だったかもw
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これから欲しいレンズ
とりあえず書くだけならタダだから・・(笑)
まずはXF50mmF2 R WR。中望遠で背景をもっとキリっと撮りたいので。
値段的にも一番何とかなりそうですし、たぶん近々買えるんじゃないかな・・?
FUJIFILM 単焦点中望遠レンズ XF50mmF2 R WR B ブラック
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: エレクトロニクス
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続いてXF14mmF2.8 R。歪みが少ないのが魅力。
特に街中で今のズームレンズの広角使うとハッキリと歪むんですよね・・。
とりあえず装備の紹介と、今後の野望は以上。
ツーリング先での景色を記録に残したい、ってのはバイクに乗っていれば多かれ少なかれあると思うし、何かの参考にでもなれば幸いです。では。