空いてる道を走りたい

CB250F→CBR400R乗りツーリング趣味ブログです

バイクで耳鳴りがするので対策した

(・・・・・)

(ピーーーー)

 

なんか…今年に入ってからバイク乗ってると耳鳴りがする。

高速を走った時が特に酷く走行中はずっと耳鳴りが鳴り続け、休憩しても消えないし高速降りてからもしばらく鳴り続けるほど

まあ高速走行中は自分のマフラー音なんかさっぱり聞こえない位の騒音するからなぁ

とはいえ自分のツーリングスタイルだと高速道路は必須

でも耳は悪くすると戻らんって言うし…

という事でちょっと不安になったのでここしばらくの間いろいろ試してみた

 

1.ヘルメットのスピーカー撤去しよう

別に爆音で聞いてたわけではなくダラダラ走る際に暇で音楽流してるだけだったが、とりあえず耳の負荷を減らそう!って事で外した。

でもこれだけじゃ正直何も変わらなかった

 

2.ベンチレーションを閉じよう&チンカーテンつけよう

ヘルメットの各開閉部は風が入ってくる変わりに騒音(とくに風切り音)の元にもなってしまう

今まで冬以外は常時開けっぱだったけど、これから高速乗る時だけはマメに閉じよう

逆にチンカーテンは寒さ・曇り止め対策として冬場に使っていたが、巻き込み風が減ることで騒音軽減の効果もあるようなので常時設置しよう

これにより耳鳴り自体はまだ起きるものの、若干だが騒音が小さくなった

いっそ静音性に優れたヘルメットに買い替えるってのも手だが、さすがに大掛かりなのでそれはちょっと保留

 

3.スクリーン

バイクで騒音を少なく、という事であればスクリーンの換装も考えられる。

しかしCBR400Rの場合フロントカウルの構造上、スクリーンは幅も長さも角度もほとんど変えられず、どうしても中央部がモッコリする形状しか選択肢がない

(画像はHONDA純正ハイウインドスクリーン

 

まあ一定の効果はありそうなんだけど、見た目がイマイチだなぁ・・

それに下道とかであまり伏せない時は却って視界に入ってしまい邪魔そうでもある

ということでこれは他の対策が駄目だった時の最終手段にしよう

 

4.ダイソー耳栓、導入

やはり騒音そのものを物理的にカットしてしまうのが1番

という訳でダイソーにてヘルメットに干渉しなさそうな1番小さいサイズのシリコン製耳栓を買ってきた

 

早速取り付けて高速を走ってみると、イヤホンで例えるなら音量が1~1.5くらい下がった感じ

低音・高音関係なく単純に全体のボリュームが下げられた印象で、特定の周波数の音だけ聞こえづらくなって危険!って事はなかった

 

しかし期待してたほどの遮音性もなかった

原因はたぶんフィット感で、ヘルメット被ったときの顔の引っ張られに追従出来ずにズレてしまっていると思われる

もともと人間の耳は完全な左右対称ではないし、私の場合は耳栓してヘルメットを被ると特に右耳がしっかりはまってない感じがあった(なのでヘルメット脱いだ時に右耳の耳栓だけポロポロ落ちた)

このため本来の性能を発揮出来ていないのだろう

 

ただそれでも耳鳴りの発生頻度は2/3か半分くらいまでは減った。

静かになったとは言えないものの耳への負荷は減らせているっぽく、少なくとも以前のように耳鳴がずっと鳴り続ける事は無くなったので悪くはない

もう少し自分の耳に合うものが見つかれば、耳栓は耳鳴り対策に有効なのではと思った

 

5.EarPeace Motoモータースポーツ用耳栓、導入

ならばガチな製品を導入するのが1番、という訳でポチった

内容はシリコン製の耳栓大小2種×3個の計6個入りと、フィルターがSNR比26、20、17の3種類×3個の計9個(SNR=Signal to Noise Ratio)

色々試した結果、私は主に大サイズの耳栓と26番のフィルター(軽減率最大)を主に使っている

 

これがとても優秀でイヤホンで例えるなら体感音量が2~3くらい下がった感じ、あるいは100km/h巡航でも60~70km/hくらいの騒音といった具合。

低音・高音関係なく全体的にボリュームを落としたような聞こえ方はダイソーと同じで、聞こえなくなる音はないので危険性も無し。

それでいてダイソー耳栓より明らかに静かだし、なにより耳鳴りもほぼ鳴らなくなった!

 

構造はスパイラル型という芯と2段の傘で構成された形状で、この傘部分が非常に薄くて柔らかくヘルメットを被った後でも確実に変形して耳を塞ぎ続けるのだと思われる

材質自体はダイソーと同じくシリコン製なので、おそらくこの隙間が出来ない点が静音に良いのだろう。ヘルメットを脱いでも耳栓が落ちなくなったしな。

 

ただし下道だと音をカットし過ぎる為要注意。

自分のマフラー音やエンジン音まで結構小さく聞こえるため、気付かないうちにスピードが出過ぎたり、逆に低速走行だと回転数を落とし過ぎてエンストごけしそうになる

高速降りたら外すか、フィルターを弱いものに変えた方が良いだろう

 

欠点は値段で、このパッケージ1つで¥2,980もする

ただの耳栓に3千円、ダイソーの約30倍と思うと…やっぱ高いなぁ

 

あと付属のケースは完全な役立たずで、耳栓が2つしか入らず予備を持ち歩けないし、径が小さすぎて中で耳栓が引っかかり非常に取り出しづらい。

見た目もプラスチック感満点でチープだし、こんな物いらないから値段を安くしてくれって思う

 

今回のまとめ

何はともあれこうして耳鳴りは耳栓を導入することで解決に至った

少し前の山形ツーにこの耳栓を実戦投入して来たが、高速200km以上走ってもやはり耳鳴りは発生せず、すこぶる快適であった。

 

個人的には耳栓はフィット感こそが最重要で、仮にダイソー製でも、もし自分の耳に合ったものが見つかればそれで十分効果があるのではと思った

そして100均で耳栓探しの旅をするのが面倒くさいなら、高めの製品を買えばサイズや形状である程度万人に合うようになってるので、金で解決するのもありだろう

ちなみにバイク用耳栓でググると、EarPeace製かCRESCENDO製、NoNoise製あたりが主要メーカーだろうか。KOMINE製もある。

だいたいどれもスパイラル形状で、謎ケース付きで2000円台といったところ。

EarPeace製とCRESCENDO製はちょっと高い分複数のサイズが入っている。

まあ高いと言ってもヘルメットやスクリーン買うよりかはずっと安いので、耳鳴りに困っている場合は一つの有効な手段になると思う。

 

私的にはツーリングに欠かせないアイテムとなった。

後は…うっかり落として無くさないようにしようw