長野県は10の地域に区分され、私はそのうちの9地域についてなら・・まあざっくりとだがツーリングした事がある
しかし木曽だけは未だに踏み入れたことのない未知のエリアなのだ
という訳で長野全地域訪問の実績解除も兼ねて御嶽山へ行こう
AM4:30、スタート
まずは東名→圏央道→中央道で諏訪を目指す
途中小仏〜笹子間が濃霧と霧雨
でもまあこの程度なら軽く伏せれば濡れないし、予報では昼までに晴れるらしいので気にせず前進
中央道もさすがに早朝はガラガラなのでノンストップで諏訪ICまで走り切り、おぎのやの隣のセブンで朝休憩
諏訪〜高遠〜大滝
AM7:00、諏訪を出発
まずはR152で杖突峠を越えて南下
朝の気温は12〜13℃だが風が少なく太陽も出てきたのでちょうどよい感じ
高遠でR361に移ると正面に木曽山脈が見えてくる
R19をしばらく走り、r20で御嶽山方面へ
AM9:00、道の駅三岳で休憩
そして三岳の集落からr256に移って道なりに大滝村へ
コンビニもない山奥だけど、ここら辺の道は全て二車線幅が確保されていてアクセスは良かった
御嶽神社里宮
そんな感じで王滝村中心部に到着
んで、まずは御嶽神社の里宮へ
駐車場は鳥居近くから境内に少し登った所にあり、未舗装だが台数はまあまあ
山の斜面にあるため、駐車場から拝殿までは382段の階段を登る事になる。いざ。
途中の大黒天社の脇にある謎の巨大五円
ちなみにここは神仏習合の度合いが強いらしく、他にも不動尊とかあった
こういう明らかに仏様っぽくてもお参りは二礼二拍手一礼でいいのかな
さっくり踏破し里宮拝殿にお参り完了
登った感想ですが、段数の割には楽だった
1段があまり高くなく勾配は緩めだし、階段と階段の間にこまめに踊り場もあるのでかなり優しめ
一直線の急階段をドーンと見せつけて心を折りに来るようなタイプではないので安心だw
そして里宮の名所が社殿脇にある御神水
岩から小さな滝が流れ出していて、しかも出ているところはほんの小さな穴らしくカメラでズームしてもよくわからない
おそらく岩の内部に地下水の通り道があるのだと思うが・・まるで何もない所から水が湧き出しているみたいだ
そして無機質な岩肌の中で水流の落ちる所だけ苔に覆われており、なんというか枯山水的な雰囲気があってとても美しい
なるほどこれは御神水になるのも納得だ
御嶽スカイライン
次はr256を道なりに進んで御嶽スカイラインへ
ここは王滝村から標高2,180mの田ノ原登山口まで登るルートで、スカイラインという名前だけど稜線を通るわけではない
ただスキー場のゲレンデを横切る所があって視界は開けるのでスカイ感はある
上の方は紅葉が始まってた
道は全線二車線幅があり見た目は小奇麗なものの、実は路面のうねりが酷くちょっとスピード出すと跳ねまくったので注意
御嶽山 田ノ原登山口
AM11:00、御嶽山 田ノ原登山口に到着
目の前に荒々しい山肌が広がるも、山頂付近だけは雲がかかって良く見えないのが惜しい
ちなみに標高2,180mというと、美ヶ原高原が2,000m、麦草峠が標高2,127m、志賀草津の国道最高地点が2,172mなので、まあだいたいそれらと同じくらいの高さだ
山頂には今年オープンしたばかりのビジターセンターがあり、トイレ、休憩所、展示スペースがあるほか、スタッフがいて登山関係の案内をしている
ただし山頂に飲食の売店は無いので必ず調達してこよう(昔は観光センターがあったらしいがもう営業していない)
もっとも登山シーズンは終わっているからか、人はかなり少なかった
この田ノ原登山口も10/24から冬季閉鎖に入る
長野が割と近いので感覚が麻痺してるけど、2,000m級のところにバイクで行ける所は日本でも限られてるんだよな
ビジターセンターを出てしばらくすると、わずかだけ雲が薄くなってかすかに山頂が見えた
山容を見れたのはこれが唯一、次はもう少し晴れてる時に来たいね
到着した時より若干雲が引いたかな・・?
しかし間近に荒涼とした山がそびえる風景はいいね
道の駅で買った草餅を食べながらのんびり休憩
R19で中津川へ
来た道を引き返しR19に出たら、次は中津川を目指して名古屋方面へ
木曽高速ことR19、初めて走ったけど本当に信号で止まることが無くて非常に快適だ
これなら名古屋方面から長野行く場合、中津川まで高速乗ればあとは下道だけで行けるんだろうな
沿道は木曽十一宿の古い街並みが残っている・・のだけどさすがに紅葉シーズンだからかどこも混んでそうなので今回はスルー
というか道中の道の駅すらどこも一杯だったからね
PM13:40、中津川市街に到着
一度給油し、昼ごはんは適当に国道沿いのCoCo壱で済まして補給完了
苗木城跡
午後は中津川にある城跡を訪問
麓に駐車場と、今回は時間が無くて寄らなかったけど資料館がある
休日だからかそこそこ人が多く、駐車場は誘導員の人が出ていた
で、駐車場から10分程歩いた足軽長屋跡という広場から真正面に見えるのが苗木城跡
山が丸ごと城塞化してあってこれはロマンある光景
あの木組みの部分は天守があったところに、展望台を設置しているらしい
大矢倉跡と、そこから見た眺めた三の丸広場と本丸
大門跡と、一段低い所にあった二の丸跡
武器蔵跡と本丸の石垣
そして本丸の天守部分
天守は頂上の巨大な岩の上にあり、この展望台の据え付け位置はもともと削られていた天守用の柱の設置場所をそのまま再利用いているらしい
なので天守のスケール感はだいたいこの展望台と同じような感じなんだとか
展望台からの眺めは当然良い
こっちはさっき通った三の丸と矢倉跡
という感じで苗木城跡、眺め良し遺構も良しで素晴らしい・・っ!
ほとんどの場所に入れるし近づけるので、本物の城の中を自由に散策出来て非常に楽しい
これ柵とか手すりもほとんど設置されてないのは凄いよなぁ・・おかげで没入感が半端なかった
有名な山城で検索するとだいたい名が挙がる所だけあって凄まじいクオリティですな
新城&新東名で帰宅
PM16:00、ちょっと城跡に長居し過ぎたけど帰宅スタート
帰りは新城まで奥三河を突っ切って新東名に出る
という訳でまずは中津川からR363で岩村へ
ん・・?
が、駄目っ・・!
通行止めっ・・!
仕方ないので引き返し恵那まで迂回・・しようにもR19は帰宅時間なのかクッソ混んでる(涙
なんとか恵那まで進みR257に入り、後はこれをひたすら南下
岩沼を過ぎると道は山間を抜ける快走路になる
沿道には滝や城跡や道の駅など寄ってみたいスポット多数なのだが、迂回のロスが響いてどんどん暗くなってきたので全部素通りして先を急ぐ
ここから新城までまだ50kmくらいあるのだ・・
あぐりステーションなぐらのあたり
新城からここまでのR257は以前ツーリングで通ったことがあり、完全に暗くなる前に知ってる場所に出られてなんとなく一安心
それでも設楽から先は完全な夜道になってしまった
あの辺りは明るければ渓谷沿いのいい道なんだけどね
PM18:30、新城のR151に出たところのファミマに到着
そして新城ICから新東名へ
いやぁずっと暗い山道だったから、明るい高速の安心感は凄いw
道も空いていたのでハイペースに進みPM20:00、足柄SAに到着
雑にSAのマックで食事を済ます
PM22:00、帰宅完了
今回のまとめ
今回で、ざっくりとだが木曽~東濃らへんの土地勘もついた
これからはこの辺りもツーリングの射程圏内に組み込んでいこう
走行距離:767km(うち高速405km)
走行時間:12H
高速料金:3,080円→2,460円(横浜町田→諏訪)+3,180円→2,750円(新城→横浜町田)=5,210円
※二輪車定率割引 利用
(10/26追記)
・・これツーリングプランの「首都圏東名・中央道コース ワイド」を使った方が100円くらい安かったかもしれんな(泣