空いてる道を走りたい

CB250F→CBR400R乗りツーリング趣味ブログです

フォードvsフェラーリを見てきた 2/9(日)

タイトル通り見てきました。

いやぁー先月公開の映画だったんですが1月は忙しくて行けず、なんとか今日見て来れましたよ。

 

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場所は二子玉川の109シネマ。横浜でもまだ見れる所はあるんだけど、どうせならIMAXで見たかったので上映スケジュールが合うこちらへ。

ちなみに朝9:20分上映で、客入りは半分くらい。

さすがに空いてましたね~。

 

 

~あらすじ~

1963年、フォード社はル・マン4連覇中のフェラーリを買収してレース参戦を目論むも買収に失敗。

エンツォ・フェラーリには「車も工場も醜い」とか言われ、フォード社m9(^Д^)プギャーされてしまうw

それならば「出来らぁ!アメリカ製のマシンで勝ってやるって言ったんだよ!!」という事でシェルビーへオファーを出し、彼がこれを承諾。

マチュアレースで活躍していた、性格はアレだが腕はあるマイルズを招き、マシンを仕上げ、ル・マンで王者フェラーリを倒す・・というのが基本ストーリー。

 

~メイン人物~

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マイルズ(右)

イギリス生まれのアマチュアレーサー兼自動車整備工場オーナーで、後にフォードのテストドライバー兼レーサーになる。

レーサーとしての腕はもちろん、マシンの弱点や特性をいち早く理解する感性の鋭さあり。

一方で客だろうが会社の偉い人だろうがレースの審査員だろうが物怖じせずに自分の言いたいことを言うヤベー奴だったりするw

ただこの人自身は決して激高したりせず常に冷静、むしろニヤッと笑ってから痛烈に言い返すタイプで、それはレースでも同じ。

ペースを乱さず淡々と走り、ライバルとの駆け引きも上手くて、この常に余裕のある感じがカッコよかった。

 

シェルビー(左)

かつてル・マンで優勝したこともある元レーサーで、その後はシェルビー・アメリカンを経営。

フォードからル・マン参戦を持ち掛けられたことから、監督として再びレースに参加。

優秀なエンジニアで、レースにも熱く、最高のチームリーダーなんだけど基本苦労人w

マシンを開発しつつ、フォードの偉い人達と折衝しつつ、マイケルみたいなのとも友人でいられるのは凄いと思う(笑)

最もこの人もなかなか破天荒で、お目付け役の嫌な副社長を閉じ込めたり、会長をマシンに乗せてぶっ飛ばしたり、フェラーリチームで近くでワザとナット落として慌ててる姿をへへっwて見てたり、大人っぽく振舞ってるが根はマイルズと似ているのかもしれないw

 

この二人を主人公に、ル・マン優勝を目指して戦うのがメインストーリー。

 

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いやあ、まず全編に渡って音が凄かった

エンジン音はただデカいだけでなく音圧を感じるし、シフトチェンジはバコンッ!と叩き込む様な音がするし、限界域だとぶっ壊れそうな音もして、やはりIMAXにして大正解だったv

この音響で、なおかつデカいスクリーンでオンボードカメラで走行するシーンとかは最高でしたw

こうゆうのはDVD買って自宅で見てもなかなか再現するのは難しいし、映画館で見るべき作品って感じですね。

 

ただタイトルこそフォードvsフェラーリだが、内容的にはシェルビーvsフォード社vsフェラーリって感じかもしれない。

ぶっちゃけ主人公2人にとって、フェラーリとはそんなに確執あったっけ・・って感じ(^^;

むしろなんでも管理したがるお偉方の方が、ある意味敵チームよりも厄介。

フェラーリ側の人物やマシンはそこまで掘り下げないので、この辺りのストーリーは多少タイトルと違う感もあるかな。

 

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まあ走行シーンだけで楽しいし、その走行シーン自体かなり多いので集中して見られました。

150分もあるのにセクシーシーンはおろか女優がマイケルの奥さんたった一人のみ(この人も結構ぶっ飛んでるw)しか出ないという割り切りっぷり(笑)

メカとおっさんのシーンしかない、ザ・車の映画って感じです。

あとやっぱり主人公2人のキャラが良いですね~。

特にマイルズ役の人の眼とか表情とかが印象に残りました。

 

映画館自体久しぶりだったけど、なんだかんだ行くと楽しいですな♪

迷ってる人・気になってる人にはおススメです。